こんにちは。アメリカで経済学 Ph.D. 留学中のたなぱんだです。
今回は、経済学 Ph.D. に出願する際に参考になりそうなサイトをご紹介します。
今後、役立ちそうなサイトを見つけたら随時更新していきます。もし「こんなサイトもあるよ」という情報をお持ちでしたら、コメント欄やお問合せで情報共有していただけると助かります。
なお、この記事は、各リンク先に記載されている情報・意見の正確性や妥当性について保証するものではありません。紹介している記事には、相反する意見を述べているものもあると思います。どの記事を参考にするかは、みなさんの判断にお任せします。
なお、今ご覧いただいているサイトで、私自身の Ph.D. 留学の体験談を紹介しています。よろしければ、こちらのリンクからご覧ください。
経済学 Ph.D. 全般
経済セミナー『経済学 Ph.D. について知ろう!』
経済学について扱っている雑誌『経済セミナー』が2020年に開催したイベントのまとめ。こちらの note で内容を確認できます。
そもそも Ph.D. って何?というところから、Ph.D. の出願書類に関するアドバイス、Ph.D. 入学後の生活などについて、現役の Ph.D. 留学生が解説してくれています。
船井情報科学振興財団の留学生レポート
海外の大学院留学に関する奨学金支援をしている船井情報科学振興財団の HP に、奨学生の留学体験記が載っています。
同財団の奨学生は自然科学系の分野の学生が多いのですが、経済学の分野で支援を受けている方もいます。各奨学生の名前・大学名のあとに専門分野が書かれているので、「Economics」でページ内検索すると効率がいいと思います。
Ph.D. 出願書類関係
林文夫先生の『私が書く米欧の大学院向けの推薦状について』
林文夫先生が東大在籍時代に書かれた推薦状に関する文章は、日本人の経済 Ph.D. 受験生の間では非常に有名です。林先生が東大から移籍されたことでオリジナルのページは消えてしまったのですが、こちらのページに転載されています。
伊神満先生の『経済学 PhD 応募のコツ』
イェール大学の伊神先生がご自身の HP に『経済学 PhD 応募のコツ』というページを公開されています。
伊神先生はイェールでPh.D.入試の審査担当を経験されており、それを踏まえた「気づき」をシェアされています。また、小島先生など他の研究者の方の意見も公開して下さっているので、いろいろな意見を比較できるかと思います。
【2023年11月9日更新】2023年7月時点では上記ページが非公開設定となっていましたが、伊神先生がページの設定を修正してくださいました。現時点で閲覧できる状態に戻っています。
小島武仁先生の東洋経済オンラインへの寄稿
現在東大に在籍されている小島先生が、スタンフォード大学時代に『東洋経済オンライン』に連載を持たれており、その中のいくつかの記事でスタンフォード大学の入試選考方法について触れられています。私が確認した範囲では、
の3記事で入学選考に関して触れられています。古い順に並んでいるので、一番上の記事から読んでください。
なお、小島先生の連載では、入試以外のことについても幅広く語られているので、全体を読みたい方はこちらのリンクに飛んでいただくと、連載記事がまとまっています。
経済セミナー『社会人の米国経済学 Ph.D. 受験記〜出願準備編〜』
カリフォルニア大学バークレー校に在籍している八下田さんが、『経済セミナー』に寄稿した内容のWeb版。こちらの note で内容を確認できます。
Miles Kimball『The complete guide to getting into an economics PhD program』(英語)
この寄稿では、当時ミシガン大学の教授だった Miles Kimball が Ph.D. 出願に関するアドバイスをしています。
基本的には英語ネイティブ向けとのことですが、非英語圏の出願者にも関係する話(GREの数学では満点 or ほぼ満点を取れとか、トップ校だけ出願するのはダメとか)が出てきます。
Chris Boatman『FAQs on PhD applications』(英語)
シカゴ大の Chris Boatman による経済学・公共政策分野での Ph.D. 出願に関するアドバイス集です。このリンクから飛んでください。
カリフォルニア大学バークレー校『Writing the Statement of Purpose』
カリフォルニア大学バークレー校の HP では Statement of Purpose の書き方について、丁寧にアドバイスしてくれています。
渡米準備やPh.D. 留学生活について
経済セミナー『社会人の米国経済学Ph.D.受験記〜出願後・渡米準備編〜』
カリフォルニア大学バークレー校に在籍している八下田さんが、『経済セミナー』に寄稿した内容の Web 版。こちらの note で内容を確認できます。
合格通知が届いてから渡米までにやるべきことについてまとめてくださっています。八下田さんは社会人から Ph.D. に転身されたそうですが、日本の大学・大学院からそのままアメリカの大学院に移る場合と共通する部分も多いです。
その他
XPLANE
XPLANE は海外大学院への留学支援を目的としたコミュニティサイトです。
経済学に特化しているわけではないので適宜情報の取捨選択が必要ですが、様々な情報が載っています。
GradCafe(英語)
GradCafe はアメリカの主要大学院の合否情報を共有するネット掲示板です。
「〇〇大学の経済 Ph.D. から3月▲▲日に合格をもらった。GPA はX.XXだった。」みたいな投稿が見られます。
仲田泰祐先生のプレドクに関する Tweet
プレドクをすべきかどうか迷っている人は、東大に在籍されている仲田先生の一連の Tweet が参考になるかもしれません。
伊藤公一朗先生のプレドクに関する Tweet
プレドクに関しては、シカゴ大学の伊藤先生も Tweet されています。リンクしたツイートのリプライ欄で一連の Tweet を見られます。
Nakamura Shotaro さんのプレドクに関するブログ記事
カリフォルニア大学デービス校に在籍(2023年6月現在)されている Nakamura Shotaro さんがプレドク経験者として、ブログ記事をかかれています。
Oguri Junko さんのプレドクに関する Tweet
Northwestern のファイナンス Ph.D. に在籍(2023年6月現在)されている Oguri Junko さんが、プレドクに関して Tweet されています。
まとめ
今回は、経済学 Ph.D. に出願する際に参考になりそうなサイトをご紹介しました。
今後も、役立ちそうなサイトを見つけたら随時更新していきます。
もし「こんなサイトもあるよ」という情報をお持ちでしたら、コメント欄やお問合せで情報共有していただけると助かります。
なお、今ご覧いただいているサイトで、私自身の Ph.D. 留学の体験談を紹介しています。よろしければこちらのリンクからご覧ください。
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