セントルイスで子どもが遊べる場所【2024年最新・随時更新】

この記事では、ミズーリ州セントルイスで小さい子が楽しめるスポットをまとめています。

基本的にはセントルイス居住者向けですが、小さい子を連れてセントルイス観光される方にとっても参考になるかもしれません。ちなみに観光情報は以下のページも参考にしてください。

内容は随時更新していきます。価格や営業時間等の情報は2024年時点のものです。なるべく最新の情報に更新するようにしていますが、念のためご自身でも公式サイトを確認してください。

目次

行楽施設系

動物園(St Louis Zoo)

園内は常に小さい子で溢れているので、万人受けする場所だと思います。

入場料は無料ですが、駐車場(春・夏は$15/日、秋・冬は$10/日)とアトラクション(ミニSL、メリーゴーランド、餌やり等)は有料です。駐車料金が無料になる年パス(特典内容に応じて値段が異なる)もあるので、車で頻繁に訪れる場合にはパスを買ってしまった方がお得です。

駐車場はかなり大きいのですが、それでも春・夏の週末には混み合います。10時過ぎには満車になり、駐車場に繋がる道路は渋滞しますので、ハイシーズンに行かれる場合には開門時間に合わせて行動するといいと思います。

科学館(St Louis Science Center)

こちらも子供に人気の施設です。

展示されている実験器具を操作・理解できる年齢(小学生の低学年くらい〜)だと一番楽しめると思います。ただ、うちの娘は1歳半くらいから自分なりに楽しんでいたので、自分で歩けるようになったら試しに行ってみるといいと思います。基本的に床が柔らかい場所はないので、ハイハイ期だとあまり楽しめない気がします。

個人的には、2階にある Discovery Room がおすすめです。有料(大人を含め1歳以上は$6/人)&時間指定の予約制ですが、小学生未満くらいの子が好きそうな遊具がたくさんあります。この部屋には館内で唯一のハイハイコーナーがあるので、まだ歩けない子でも遊べます。Discovery Room はかなり人気なので、午前中の時間帯は当日券が用意されないことも多いです。公式 Web サイトから事前に予約しておきましょう。

入場料は無料ですが、駐車場($15/日)とアトラクション(プラネタリウム、4Dシアター、Discovery Room、フライトシミュレータ)は有料です。繰り返し行くには駐車場の高さがネックですが、駐車場とアトラクションの無料券が付いてくる年パス もあります。年間での利用上限はないので、結構お買い得だと思います。

歴史博物館(Missouri History Museum)

History Clubhouse というキッズコーナーがあり、おままごとセットや絵本、塗り絵などで遊べます。床が柔らかい場所はないので、ハイハイできる環境ではないです。自分で歩けるようになってから小学校に入学するまでくらいが対象年齢かなと思います。

また定期的に Story Time(本の読み聞かせなどをやってくれるイベント)が開催されています(無料)。

入館料も駐車場も無料ですが、駐車場に停められる台数が少ないので、特に夏休みシーズンは駐車場に停められないことがあります。その場合は(少し歩きますが)博物館裏手のフォレストパーク内の道路に路上駐車してください。

また、博物館自体は開館していても、Clubhouseが閉まっている時間帯(ランチタイムなど)があるので、事前に公式Webサイトで営業時間を確認してから行くようにしましょう。

植物園(Missouri Botanical Garden)

4〜10月の間だけ開場している Children’s Garden という遊び場があります。遊具のほか、水遊びできる場所もあり、小学生くらいまで楽しめる施設だと思います。

植物園への入場料は13歳未満は無料、13歳以上は$16/人です。セントルイス市・郡(St Louis City or County)に住んでいる場合は住民割のチケット($6/人)もあります。Children’s Garden を利用する場合には、3〜12歳の子1人につき $5 かかります(13歳以上と2歳以下は無料)。駐車場は無料です。

植物園の年パスを買えば、大人の入場料が無料になり、Children’s Garden の利用料が $5/人 → $3/人に割引されます。ただ、前述のとおり住民割のチケットがありますし、Children’s Gardenの割引も大きくないので、他の施設に比べるとコスパはよくない気がします。

シティ・ミュージアム(City Museum)

ダウンタウンにある施設です。名前にミュージアムと入っていますが、日本人的な感覚からすると「アスレチック施設」と呼びたくなる内容です。

小さい子だけでなく、中学生かそれ以上でも楽しめる施設です。普通に大人も楽しめます。ただ、入館料が $20/人〜、駐車場が$15/日かかるので、家族で行くとまあまあの出費になります。

年パス($50/人〜)があるので、アスレチックを堪能できる年代のお子さんがいる場合には、買って損はないと思います。屋内施設のため季節や天候関係なく動き回れるので、子供には良い運動の場所だと思います。

3階に Toddler Town というコーナーがあり、大きなスポンジブロックとボールプールがあります。ここは1〜2歳くらいの子でも安心して遊べるエリアです。ただ、床が柔らかいエリアはないので、ハイハイ期(やそれ未満)のお子さんには早いかなと思います。

マジック・ハウス(Magic House)

セントルイス郊外にある子供向けの遊戯施設です。科学館+小規模なキッザニアという感じの施設です。ハイハイする子専用のエリアがあったりして、小学生以下であれば幅広い年代の子が遊べる場所です。

入場料は、大人も含めて1歳以上は $14/人、0歳児は無料です。午後3時から閉館(午後5時)の間に限り、入場料が$3/人になる住民割(対象エリアにセントルイス市・郡を含む)があります。駐車場は無料です。

年パスがありますが、他施設と比べると高額(1家族 $175 or $250)です。ただ、定期的に年パスの50%OFFセールをやっているので、その時を狙って購入するのがおすすめです。例年の傾向として、7月の後半のどこか1日やサイバーマンデーに割引が実施されるようです。公式 Instagram で告知があるので、割引狙いの人はフォローしておきましょう。

グランマズ・プレイルーム(Grandma’s Playroom)

子ども向けの有料遊び場です。テニスコートくらいの広さの部屋の中に小さい子向けのおもちゃがたくさんあります。ハイハイ専用のエリアもあるので、0歳から小学校入学前くらいまで遊べるかなと思います。

カフェスペースで持ち込んだものを飲み食いできます。カフェスペースから店内を一望できるので、大人は椅子に座って仕事などをしつつ、子どもは好きに遊んでいる、みたいな利用の仕方もOKです。

入場料は、1人目の子どもが $12 で、2人目以降は $10 です。付き添いの大人は無料です(ありがたい)。

営業時間が変則的なので、公式サイト や Instagram を確認してから行くようにしてください(毎週月曜朝に1週間分の営業時間が掲載されます)。「混雑していると入場をお断りする場合があるので、事前に電話で混雑状況を確認してください」的なことが書かれていますが、うちの家族が行った限り、入場規制がかかるほど混んでいた経験はないので、ふらっと立ち寄っても問題ないと思います。

スカイ・ゾーン・トランポリン・パーク(Sky Zone Trampoline Park)

全米に展開している屋内トランポリン施設です。セントルイス・エリアにも何店舗かありますが、セントルイス中心部からだと Shrewsbury の店舗が一番行きやすいと思います。

朝9〜11時(通常)の間が6歳以下の子ども(+保護者)専用の時間帯になっています。1人目の子は $13、親を含め2人目以降は $9/人 です。子どもしかトランポリンをしない場合(親は通路から見ているだけの場合)には、親の入場料は無料です。専用の靴下が必要なため、初回は 靴下代として $5/人 が必要です。なお、7歳以上の子が遊ぶ場合の通常料金は $23〜です。ショッピングモールの中にあるので、駐車場は無料です。

うちの娘氏(当時1歳11か月)が「トランポリンしたい」と言い出したので連れていったのですが、いとも簡単に飛べていました。周りにはもっと小さい子もいて、座ったままトランポリンの上で揺られて楽しんでいる子すらいました。

公園系

Brentwood Park

2024年4月にオープンしたばかりの新しい公園です。とてもオススメです。

滑り台・ブランコのような普通の遊具から、アスレチックやターザンロープのような大掛かりな遊具、水遊びできる水路など盛りだくさんです。新しい公園のため遊具も休憩所も綺麗です。

駐車スペースが少ないので、週末は満車になっていることが多いです。平日でも時間帯によっては満車になります。10時前 or お昼直後くらいに行くと駐車スペースが見つけやすいです。

Shaw Park

Clayton エリアにある大きな公園です。

子どもが遊べる場所は複数あるのですが、Treetop Playground という広場(上の写真の場所)が最も遊具が整備されています。夏場は水遊びもできます。

Dennis & Judith Jones Variety Wonderland Playground

歴史博物館(History Museum)の裏手にある広場です。小規模な公園ですが、比較的に遊具は綺麗です。地面もラバーコートになっているので、子どもが転んでも怪我しづらいです。

隣にゲストハウスがあるので、そこで休憩をとることもできます(小さなカフェもある)。

Anne O’C. Albrecht Nature Playscape

フォレストパークの南東エリアにある水辺です。

自然と触れ合いながら水遊びできるので、夏場にはもってこいです。難点は車道から水辺まで少し距離があるところです。

Turtle Playground

フォレストパークの南側にある公園です。

ブランコや滑り台などの基本的な遊具が揃っているほか、亀の形をした遊具があり、写真映えします。

Art Hill

フォレストパーク内のセントルイス美術館前に広がる斜面です。

特に遊具はないので、普段は走り回ったりシャボン玉などで遊んだりするくくらいしかできませんが、積雪時にはソリで滑って遊べます。セントルイスでは1年に1〜2回は積雪があるので、タイミングが合えば行ってみてください。

図書館系

アメリカ(少なくともセントルイス)の図書館には、子ども用のスペースが用意されていて、おもちゃや塗り絵などが置かれています。もちろん無料で利用できるので、図書館は子育て中の強い味方です。

また、定期的に Story Time(絵本の読み聞かせなど)のイベントが開催されており、こちらも無料で参加できます。子どもが英語に触れる機会を作ってあげたい方は、積極的に参加すると良いと思います。Story Time の曜日や時間は図書館ごとに違うので、各図書館のWebサイトやSNS、館内にある案内でチェックしてください。

Brentwood Public Library

Brentwood エリアにある図書館です。ここで紹介している4つの図書館の中では、キッズスペースの広さ自体は一番狭い印象です。ただ、おもちゃの種類は割と豊富なので、十分に楽しめると思います。

床はカーペットになっているので、ハイハイしても痛くはないと思います(特にゾーニングされていないので、土足で歩く場所ではありますが…)。あと、0歳児がつかまり立ちするのにちょうど良い高さの段差(大人にとっては腰掛け)があります。

駐車場は無料です。

Mid-County Branch

Clayton エリアにある図書館です。ここで紹介している4つの図書館の中では、一番綺麗な感じがします。Story Time は結構広めの部屋でやるので、人混みが苦手なお子さんでも参加しやすいです。

他の図書館と比べると、おもちゃの種類はイマイチかなという印象です。大きなブロックと鉄道模型、子ども用パソコン、塗り絵くらいです。

ここも、床はカーペットになっているので、ハイハイしても痛くはないと思います(同じくハイハイ用にゾーニングはされていません)。

駐車場は無料です。

Schlafly Library

Central West End エリアにある図書館です。キッズスペースは広々としていて、おもちゃの種類も豊富です。家から一番近いということもあって、我が家でも一番利用している場所です。

ここも、床はカーペットになっているので、ハイハイしても痛くはないと思います(ここもハイハイ用にゾーニングはされていません)。

上2つの図書館に比べると駐車場(Argyle Garage)が有料であるところがネックです。時間制の料金で、2時間まで$3、2〜4時間は$7です。また、駐車場の雰囲気があまり良くない(日中は問題ないですが、薄暗いので夜間に使うのは怖い)のも、上2つの図書館に比べたマイナス点です。ちなみに、駐車料金の支払いは、VISAまたはMastercardのみで、現金やAmerican Express、タッチ決済(Apple Pay等)は使えません。

Central Library

ダウンタウンにある中央図書館です。セントルイスエリアでは一番大きな図書館だと思います。また、上の写真のとおり、建物自体が非常に厳かなので、普通に観光施設として楽しめます。

建物が大きいおかげで、キッズコーナーも充実しています。おもちゃや絵本の品揃えは非常に良いですし、スペースも広々しています。

難点としては、床がカーペット地ではなくタイル貼りになっている点です。ある程度大きい子は問題ないと思いますが、小さい子にとっては転ぶと痛そうな気がします。特にハイハイ期のお子さんには向いてないです。一応、カーペット地になっている部分もあるのですが、(かなり高さがある)階段上になっている場所なので、小さい子を安心して遊ばせられる感じではないです。安定して歩いたり、段差を登り降りできるようになって以降が対象年齢だと思います。

また、車は図書館周辺に路上駐車することになりますが、どこも有料です。料金は駐車場所によりますが、だいたい1時間あたり$2くらいのイメージです。

おわりに

これ以外にも子供が遊べる場所はあります(例えば、水族館や牧場、果樹園など)が、ひとまずは我が家でよく遊びに行く場所を紹介しました。

今後も随時追加していきます。

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この記事を書いた人

たなぱんだのアバター たなぱんだ 🇺🇸留学中

🇺🇸留学中に分からなかったこと&困ったことを備忘録的に残します。
どこかの誰かのお役に立ったら嬉しいです。研究の息抜きに写真のことも書くかもしれません、たぶん。

高等教育とは無縁な世界で育ったものの、ついにはPhD留学にまで来てしまいました。そんな留学中に子どもが産まれ、育児と研究を両立する日々を送っています。自分で言うのもなんですが、わりと希少性のあるサンプルな気がします。

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